top of page
執筆者の写真Yasutaka Ikada

FOOD’S photography


食べ物を美味しそうに撮ってみよう!をテーマにワークショップを行いました。 今回は安いお惣菜やおやつを、どれだけおいしそうに見せられるか!です。


素材はこちら、3個で128円のシナシナのコロッケw


衣も水分でしんなり。お世辞にも美味しそう!!!ってほどのテンションにはなりません。


今回はシンプルに一灯のライティングでチャレンジ

カメラに対してまずは逆光のライティングを作ります。


この作例では左後方からソフトボックスで光を当てています。

こうすることで、食品のディテール、立体感、質感が浮かび上がってきます。


ディテールを出す秘訣は、逆光の角度! ライトを真後ろからではなく、左(または右)45度後方へ動かすことで、手前方向と左(または右)方向へシルエットを作る事ができます。


これにより、細かなパン粉の立体感や光のコントラストが生まれて美しいカリカリの衣にみえるようになります。


どうです?美味しそうじゃないですか?

この柔らかい光の効果をさらに活かすために、テーブルもお皿も木の質感がでやすいものを選びました。


茶色にもいろんな色があるので、同系統の組み合わせでも光がきれいに当たっていくと、ちゃんと夫々の「色」に分離するため、個々の存在がちゃんと主張していますよね?


さらに踏み込んで、今回はカレーコロッケを買ってきたのですが、カレー感が全く伝わらないこのコロッケを、演出でカレーコロッケに魅せる工夫をしてみました。



どうです?ちょっと面白いでしょ?


基本的に主題を3分割法を使って、コロッケのセンターを画面左1/3付近のラインに揃えます。

次に右側に空いた空間に、演出用のカレーパウダーを配置。

S&Bの缶を全部見せてしまうと、メーカーの宣伝みたいに見えちゃうので、あくまでも脇役ということでピントはアウトフォーカス、ラベルもトリムして配置しております。


みなさんも、食べ物を撮るときにストーリーも盛り込んでみませんか?

閲覧数:45回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page